「会話術」だけだと都合のいい人になってしまわない?
NHK「あさイチ」で会話術の特集をしているのですが、巷でも会話術の本や講義はたくさんあります。
あさイチで取り上げられていた「はひふへほ」で相槌を打つと、相手は共感してもらえたと喜んでくれるという話。あとは相手に質問すると会話が続くなどが会話術でまずでてくるテーマのような気がします。
相槌と質問を実践している身からすると、その先にどうしたら会話が盛り上がるかが知りたいのです。
相槌と、質問の繰り返しは、ときに「都合のいい人」になってしまうから。
「他の人に話すと、否定されたり意図しないアドバイスをされたりするけど、あの人には好きなことが話せるし、否定されないし」という理由で、ご飯や飲みに誘われることが多いです。
誘ってもらえるのも、相談してもらえるのも嬉しいのですが、逆にいうと、こちらが「こうしてみたらいいんじゃない?」と言うと、不快そうな表情をされることもあるんですね。「いや、あなたの意見はいいから」みたいな雰囲気になる。
私が友達といて楽しいと思うのは、相槌でも共感でもなく、それに対するリアクションもそうだし、そこから話が広がっていくときなんです。受け入れてもらうだけじゃ足りない。これはワガママなんでしょうか。
話を広げるにはどうしたらいいか、と考えると、いろんなことものに触れて知識や思い出を蓄えておくのがいいのかなぁ。そのあたりのことが知りたいなぁと、会話術の話を聞くたびに思います。