ひつじとハンモック

=30代OLひとりぐらしの日常=

綾野剛さんの「自分を愛してあげるってことから始める」に焦がれる

綾野剛さんが好きです。

以前から気になる俳優さんではあったのですが(きっかけは「クローズゼロⅡ」)
ミンティアのCMのキャンペーンサイトにあったドキュメント動画を見て
彼のような人になりたいなと、強く思いました。

そのキャンペーンサイトは2015年のもので、現在は公開されていないのですが、
いつか見られなくなる気がして、その動画のコメントをメモしていました。

 

ーーーーー

1割の自分が好きなことを
信念を持ってやるために9割苦しむ

まず自分自身と向き合うってのは非常に苦しいですね。
自分の見たくない部分だとか、みっともない部分だとか
いろんなことを全部受け止めて
自分という人間がいかほどでもない、たかが知れているということを
改めて自分に知らしめる作業がどこかで多かったりするので
自分と自分が向き合うってことをまずしないといけない時期だとも思っていますので
そこは真摯に取り組みたいなと思ってますね。

 

すごい単純ですけど、
確実に自分はこれが好きなんだって確固たるもの
自分が好きだと思ったことをどれだけ愛せるか
自分がしたいと思ったことに どれだけ身を焦がすことができるかって
ただ単純に、それに尽きると思います。

 

昔はいろいろ言ってきたんですけど、
こうなんじゃない、ああなんじゃないって
でもやっぱり自分のやりたいことに愛がなかったら続かないと思いますし
それに尽きると思いますね。

 

まず単純に自分がやっていること
もっと言ったら自分を愛してあげるってことから始めると
自分が望んでいることも愛してあげられると思うし
自分がやりたいことも愛してあげられると思うので
それだけでいいような気がしますけどね

僕はそれだけでやってきたので、どこか。

 

***
自分がやりたいことに、自分の家族に 仲間に、関わっている全ての人に
愛を持って向き合ってほしいと思います。
自分の仕事に愛を持ち
自分の中にあるクリエイティブを
自分の心に愛を灯して
一緒に戦っていけたらなと思っています。

 

大事なのは「表現を諦めない」 ただ、それだけだと思っています。

ーーーーー

 

このコメント動画を見たときに、なんていうか、すごくドキドキしたし、嫉妬したし、
漠然と「こうなれたらいいなー」と思っていたものを、具現化してる人が、実在していると思って、

 

以来ずっと、俳優としてだけではなく、人として尊敬しています。

自分自身と向き合うことは本当につらいけれど、
「自分が好きだと思ったことをどれだけ愛せるか
自分がしたいと思ったことに
どれだけ身を焦がすことができるか」
という気持ちを常に持ち続けていたい。

 

いつの間にか、ちょっと忘れていた自分に気づいて、反省。
好きなことから、逃げちゃだめだ。

上手に生きるのではなく、楽しく生きる

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精神的にきつくなって、心療内科に行って抗不安薬を飲み始めた頃に買いました。
「自分を好きになろう」という本です。

 

”ウツになったら掃除をしよう”という話はよく見かけるし、
この本にも最初に掃除をするエピソードが書かれていたのですが、
軽トラックにいらないものを積み放題で持って行ってくれるサービスを使っていたり、
ちょっと独特な方法で回復していっているのが興味深いなと思いました。

 

あと、作者の岡映里さんの周りの人達はみんな優しいんですね。

掃除のことについても、家の解体業をしている親方という人が「メンタル病んでるやつの家」を壊しに行くとみんなゴミ屋敷だったという経験談を話してくれて、だからまず掃除をしろとアドバイスするのですが、そこで終わりじゃなくて、一人でできないなら若いやつをよこすから、軽トラックにゴミを積んでやるとまで言ってくれるんですね。行動を指南するというか。

 

それだけじゃなくて、お前は病気の人がやりがちなことを全部やってるだろ、それを一個でいいから辞めてみろよ、病気じゃない人の真似をしてみろというアドバイスもしてくれる。

 

他にも、岡さんの家にきた友人が、岡さんのネガティブ発言の多さを指摘して、自分のことを大事にしたほうがいいよと声をかけてくれたり、優しい人が周りにたくさんいるんだなとあたたかい気持ちになりました。

 

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時折マンガのページもあります。
このイラストと言葉も好きだなと思って買ったというのもあります。

 

元気な人の真似をする、というのを読んで、
ああ、私にとっての目標は綾野剛さんだったと思い出したのでした。
役者としての彼ももちろん好きですが、
人としての綾野剛さんは、私がなりたい姿そのものなんです。
この話はまた機会があったら書きます。

 

あと、タイムリーだなと驚いたのが、岡さんの頭の中には警察官がいると友人に指摘されるシーンでした。
頭の中に警察官しかいないと、絶対に自分が有罪になる。
だからもうひとり、たとえば弁護士などのキャラクターをつくって、
自分を褒めてあげてはどうかと。

 

私は心療内科に行くまで、頭の中で自分が警察官になっていて、銃で犯人を撃つイメージばかりしていたので、あ、なんか、つながってると思ったのでした。

 

他にも、自分と近いなーと思うエピソードがたくさんあって、
いい本に出会えたなと思いました。

 

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上手に生きようと、小学生の頃からずっと思っていました。
今も若干そう思っているところはあるのですが、
友人に、うまくやろうとか、上手に生きようって思わないほうがいいよと言われたことがあったのですが、うまく頭の中でイメージできなかったんです。

 

このマンガを読んだら腑に落ちました。
そして、私も、楽しく生きたいなと思いました。

 

派遣社員だけどとか、
30代なのにとか、
お給料が少ないとか、
劣等感の塊でしかないんですが、

 

現実として「派遣社員で薄給」というのは受け止めつつ、対策も考えつつではあるのですが、それでも、その範囲で楽しむことを考える。その次は、上のステップに進む方法を考える。それも、無理やりではなく、楽しめる方向で。

 

ひとまずは、副業OKの許可はいただいたので、バイトをして貯金しようと。
でも貯金だけじゃなくて、自分が楽しめることにお金を少し使おうと。

 

もうすぐ家の更新があるので、貯金しなきゃではあるのですが^^;
生きるって大変だー。

 

 

心療内科にて。成功体験したら浮上できた話。

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メンタル系に詳しい友人に「たぶん非定型うつだと思う」と言われて、調べてみました。
(参考サイト:http://www.fuanclinic.com/byouki/karada.htm

 

  • いくら寝ても眠い
  • 好きなことは楽しめるけど、それ以外はやる気がでない
  • 過食傾向で甘いものを欲する
  • イライラして落ち着かない
  • 夕方~夜に落ち込む

 

当てはまる項目しかなかった(笑)
そこで心療内科に行き、抗不安薬ワイパックスを処方していただきました。

 

結果、変わったことがありました。

  • ネガティブ思考を捨てる方法がわかった
  • だるさが抜けて動けるようになった
  • 息が吸えるようになった

 

■ネガティブ思考を捨てる方法がわかった

 

非定型うつのサイトには書かれていないことですが、これらの症状に加えて、当時の私はとある妄想にとりつかれていました。
もともと妄想癖はあるんですが(笑)この頃はなぜか、自分が警察官になって、犯人を銃で撃っている姿ばかり思い描いていました。

 

ワイパックスを飲んだ翌日。
その妄想がパッタリなくなったんです。

 

銃で犯人を撃つ妄想をしていたのが、後頭部の部分だとすると、
その部分がごっそり、箱にいれられて蓋をしめられてるような感覚です。
そしてその箱が、遠くのほうにあるんです。
それを「なんか箱がある」みたいな感じで眺めているような。

 

今までずっと、精神薬を飲むと、自分の心が「無」になると思っていたんです。
あらゆる気持ちが押さえ込まれて、なんにも感じない人間になってしまうのでは
という不安があって、薬は飲みたくないと思っていたんです。

 

実際に薬を飲んでみたら、その妄想部分がなくなって、負の感情が消えて、
確かに「無」の状態だなと思ったんです。
その箱を見て、悲しいとも嬉しいとも思わなかったから。
ただ、この箱を無理やり開けようとしてはいけないとは思っていたけれど。

 

それまでの私の思考の大部分を、その妄想が占めていたのですが、
それがなくなって、脳にスキマができたというか、ゆとりができたんですね。
ずっと続いていた疲れは、妄想に使っていた体力だったのかと思いました。

 

思考にゆとりができたので、やろうと思っていたけれど、疲れてできなかったタスクを次々こなせるようになりました。
ステマチックにというか、これをやったら次はこれ、というのを休む間もなくこなしていきました。「もしかしたら無駄かも」とか、そういう思考も一切浮かぶことなく。

 

心療内科の先生に「もしかしたらこうかも、ああかもって思うのは、あなたがつくりだした物語だから」と言われ、つまりはそういう考えは無駄なものだぞということなんですけど、頭では理解できたけど、実際にやめるにはどうしたらいいかわからなかったんです。

 

でも、薬を飲んだら、悶々と悩んだり考えたりする自分が消え去って、
ああ、余計なことを考えないと、こんなに心と体がラクになるんだ。
と思えたんです。

 

とはいえ、あまりにもクリアすぎて、飲み続けるのは危険と判断し、
また、頓服薬だったので、数日飲んでから徐々に減らしていきました。

 

今は、気を抜くと「もしかして・・・」という不安がやってくるし、銃が「撃ちたいんだろ?」と手元にやってくるけれど、それで妄想を始めると疲れるし、妄想しないとラクだということがわかっているので、「考えないよ」「ううん、撃たない」と思えるようになりました。

 

成功体験をするって大事なんだなと思った。

 

■だるさが抜けて動けるようになった

 

自分でもびっくりしたんですが、薬を飲み始めて2日目だったと思うのですが、
目が覚めた瞬間に、部屋の模様替えがしたくなったんです。
そうだ、模様替えしよう。みたいな。笑

 

ベッドの位置が変わりました。今まではドアをあけると目の前にベッドがあるような配置だったのですが、脇に移動しました。机の位置を変えたら、机にむかいやすくなった。

 

なんで模様替えしたくなったんだろう。そういう夢でもみたのか、理由が全くわかりません。
でも、以前に何度か模様替えしようとして諦めていたので、そのときの「もしかして・・・」というネガティブ思考が消え去ったから、行動にうつせたのかもしれません。

 

■息が吸えるようになった

 

以前から、気が付くと呼吸するのを忘れてたということがよくあったんです。
今も、仕事に集中してると息止めてたりするんで気を付けないとと思ってるんですが。

 

軽い喘息持ちなのですが、電車で咳が止まらなくなることがよくあって。
おそらく空調のホコリだと思うのですが、それで呼吸を浅めにするクセがついてしまってます。

 

でも、薬を飲んだ翌日から、すごく息が吸いやすくなったんですね。
あれ?いままでって、自分が思っていたより呼吸をちゃんとしてなかったんだなと思ったんです。
おそらく「息を深く吸ったら咳がでるかもしれない」というネガティブ思考が、薬のおかげでなくなったからなのかなと。

 

精神的に落ち込んでいる人は深呼吸をすると回復する場合がある、みたいなツイートを見かけて(保存してなかったのでソース不明)、今はネガティブ思考になりそうになったら深呼吸をすることにしています。「息を深く吸っても、咳がでない」回数が増えれば、意識しなくても深く呼吸ができるようになるはず・・・。

 

これを話すと長くなりますが、息を吸うと咳がでるかもしれないと思っている状態から、「息を吸っても咳がでない」経験を繰り返すと、深く息が吸えるようになるというのは、行動分析学のやりかたなんです。嫌だと思っていることをあえてやるっていう。もしかしたら行動療法にもつながってるのかなぁ。どうなんだろう。

 


たまたま私にはワイパックスが効いたけれど、
薬物療法にはメリット、デメリットあると思うし、
副作用があるものもあるし、相性もあるので、信頼できる先生に診ていただいてくださいね。

お久しぶりです。なんとか、浮上しました。

お久しぶりです。2ヶ月ぶりの更新になってしまいました。
これまでのことを簡単に説明すると、

 

退職推奨の通告をされ退職

異業種へ行こうと学校に通う

卒業したので転職活動をする

転職活動がうまくいかず落ち込む

貯金が底をつきそうでさらに落ち込む

ネガティブ発言が増え友人に心配される

心療内科

浮上し派遣の仕事に就く

 

という数ヶ月間でした。

 

数年間働いていた職場で、上司のパワハラモラハラ&セクハラを3で割って、訴えられないグレーゾーンだけを突いてくるハラスメントを受けていました。
早い段階で社長に相談して部署を変えてもらったのですが、それでも続くハラスメント。ある日、社長から、上司とコンビを組んで仕事をするのと辞めるのとどっちがいいか選べと言われ、絶望感に襲われながら「無理です」と退職したのでした。

 

これまで働いてきた業界は、もともと男尊女卑が色濃く、お偉方の愛人にならないと出世できないのではと思う場面もありました。
それでも叶えたいことがあったから頑張ってきたのですが、限界がきたので、全然違う業界へ行こうと学校へ通うことにしました。

 

学校を卒業し、転職活動をはじめたのですが、門前払いがほとんど。面接に行っても、年齢が懸念だと言われたり、お給料が低くて辞退したり、を繰り返しました。

 

わかものハローワークで、今の自分のスキルでできることが何かを相談し、アドバイスいただいた業種で転職活動を開始。しかし、うまくいかず。
徐々に焦ってきて、目に付いた企業へ手当たり次第に履歴書を送る。
ほとんどがブラック企業で(笑)若い人は騙されちゃうんだろうなぁと思いながら辞退、辞退。

 

失業手当をいただいているとはいえ、もともと薄給だったので赤字が続き、貯金が減っていく。焦る。そしてだんだん、私はもうこのまま死ぬんじゃないかなと思ってきて、
ネガティブな言葉しか出てこなくなりました。過食症のような状態になり、普段の倍くらい食べて、普段食べない甘いものを好むようになっていました。

 

これは心療内科にいかないとまずいレベルなのではと思っていたら、友人に「最近のひつじは心配で見ていられないから病院行ってきたほうがいい」と言われまして。

 

心療内科に行くことにしました。
たくさん調べて、精神保健指定医のいる病院でよさそうな病院に行きました。
しかし、大失敗しまして。
適当な心理テストをして「軽いうつと神経症」と診断され、薬を処方されました。
その先生は、目をほとんど合わせないし、先生自身がなんらかの精神疾患を持っているのではと思ったほど不思議な方で、ちょっと信用できないと薬を捨てました。

 

さらに調べて、行動療法を行っている病院を見つけました。
もともと行動分析学に興味があって、薬ではなく行動を変えないと意味がないと思っていたので、行動療法がいいのではと思いました。

 

そこの先生はちゃんと目を見て話してくれる方でした。
パソコンにメモを書きながらではあるのですが、最初に行った病院とは雲泥の差。

 

「もしかしたらこう思われてるかもしれない」という想像は全て、あなたがつくりだした物語だから。相手が話した言葉が真実なんだよ。と断言されて、ハッとしたり、
過去にあった、後悔してることを聞かれて、アドバイスしていただいたりして、
気がついたら涙が出ていました。
普段、聞き役に徹していることが多いので、質問されたということも大きいかもしれません。

 

心療内科の話はもうちょっと話したいことがあるので、改めて書こうと思います。

 

そんなこんなで、浮上して転職活動をして、
今の自分にはスキルが全くないんだから、採用されたところで頑張ってみよう
と気持ちを切り替えることにし、派遣社員ですが就職先が決まりました。

 

覚えることが多くて四苦八苦していますし、
派遣社員なのでボーナスなどもないし、生活はカツカツですが、
減りに減ったHP(体力)を回復させるのが先なので、
ちょっとずつですが頑張ろうと思います。

 

というわけで、改めてよろしくお願いします。
今月から家計簿も復活させたいです。
絶対生きて、どこかにたとりつくんだ。

我が家にある好きなもの =洗面所編=

甲斐みのりさんの「好きなもの採集ノート」を参考に、

まずは自分の部屋の好きなものに目を向けてみよう企画、3回目。
だいぶ時間が空いてしまった^^;


今回は洗面所です。
洗面所というかユニットバスなので浴室も兼ねているのですが。

歯ブラシスタンドを買い換えました。
今まで使っていたものは掃除がしづらくて、底に埃がたまるばかりだったので。

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拡大すると汚れがひどいので周りを加工しています。
古い建物なので、どうにもできない汚れとかスキマとかが結構あるのです。。

 

この歯ブラシスタンドはロフトで買いました。
パリとかロンドンとか、好きなんです。ロンドンは来客用。

底がないので、掃除がしやすいです。

 

この絵を毎日みながら歯磨きするのが楽しいです。ふふ。