ひつじとハンモック

=30代OLひとりぐらしの日常=

かかとのヒビ割れ、化粧水で充分ツルツルになった

毎年冬になると、かかとのヒビ割れに悩まされてきました。

カサカサになるどころではなく、皮膚に亀裂が入る「パックリ割れ」レベルでした。

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ヒビケアHPより)

歩くのも痛くて、ヒビケアを買って塗っていたのですが、どうしても続かないんです。

 

なぜかというと、ベタつくのが苦手なんです。
化粧水も同じ理由で長続きしません。

 

数ヶ月前、何もしないままだとまたパックリ割れしてしまうし、どうしたものかと思っていたところ、目の前に使いかけで放置したままの化粧水があったので、ためしにつけてみました。

 

そしたら、顔につけてたときはベタつきが気になっていたのに、足につけたらベタベタしなくなったんです。どうして!(笑)

つかった化粧水と乳液はこちら。

 

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純米酒をつかった化粧水と乳液です。
ヒビケアと同じ保湿成分のグリセリンも入っていました。

 

つけてみたら、肌に浸透していく感じがして、数日使い続けていたらツルツルになりました。パックリ割れになる前につけていたのがよかったのかもしれません。
たまにサボっているので、全くのツルツルではないのですが(苦笑)
おかげで今年は足の裏が快適です。

 

影がある分だけ、光は強く濃くなる(映画「そこのみにて光輝く」感想)

映画「そこのみにて光輝く」を観ました。

 

登場人物全員が大きな苦しみを抱えていて、出口のない迷路を彷徨うばかりで、
佐藤(綾野剛さん)との出会いで、救われていく千夏(池脇千鶴さん)と拓児(菅田将暉さん)だったけれど、「好きだから一緒にいる」というシンプルな答えにすらたどり着けない、たどり着くことを許されなくて、観ていてとても辛かったです。


寝たきりの父親を助けるため、仮釈放の弟を守るため、生活のために体を売る千夏。現実逃避しなければ自分を守れないところまできてしまった千夏の母親。なんとか家族を助けたい拓児。

一番の悪人として登場してくる、妻子もちなのに千夏を愛人にして離さない男・中島(高橋和也さん)すら、家族を大事にしているが故に壊れていき、その救いとして彼女を求めている現状。誰も悪くない、でも状況は良くならない。

 

最後に拓児と千夏がしたことは、今の日本で実際に起きていることだと思う。
報道されているものもあるし、されていないものもたくさんあるだろう。
自分だっていつこういう状況になるかわからない。

 

苦しい時代。だけど、そこを救ってくれるのは、いつだって大切な人なんだと思う。

千夏にとっては佐藤だった。拓児にとっては千夏であり佐藤だった。
佐藤だって、絶望から抜け出せたのは千夏に出会えたからだった。


真っ暗な世界。だけど、大切な人といるその時間だけは、光り輝くのだと思う。
その人の持つ影が濃ければ濃いほど、暗闇が深ければ深いほど、
照らす光は強くなるのだと。

 

あのラストシーンをみて、その光の美しさに救われた。

 

きっとこれからの彼らはまた、過酷な闇に引き戻されていくだろう。
でも、大切な人に出会う前とは違う、毎日になるのではないかと思う。

 

いい映画でした。
予告編にあった海のシーンがいいって友達に言われてて、たしかに海のシーンもよかったけど、やっぱりあのシーンが好きだなぁ。ネタバレになるから書けないけど。

 

 

そこのみにて光輝く 通常版DVD

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来年の手帳、無職の私が選んだのはラコニックでした

年末といえば手帳を選ぶ時期ですね。
今年はアプリでスケジュールを管理していたのですが、来年は久しぶりに手帳を使うことにしました。

しばらく無職のため、勉強したり学校に行ったり不規則な生活を送るからということと、紙に書いた方が頭の中で整理できると思ったからです。

 

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買ったのはラコニックの手帳です。サイズはA5。
★購入はこちら

 

最初は、はあちゅうさんの「週末野心手帳」にするつもりでした。野心があったから。笑
彼女のブログに書かれている手帳の説明はこちら

 

一日ごとにフリースペースが4コマと方眼のスペースがあって、いろいろ書き込めるようなきがしたからです。

 

でも、インスタで画像を見ていたら、「ジブン手帳」に興味がでてきたんです。

見開きで1週間が見えるところ、時間毎に予定が書き込めるところ。
まるでgoogleカレンダーみたいだと思いました。バーチカル方式っていうんですね。
手帳の説明はこちら

 

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googleカレンダーに慣れていたので、ジブン手帳にしようと買いに行ったのですが、そこで出会ったのがこのラコニックの手帳でした。

 

ジブン手帳は24時間記載されていて、寝ている時間は書くことがないのでもったいないと思っていたのですが、こちらは7時から23時まで。短縮した分、圧縮できたため、見開きではなく左側のページのみで収まっています。右側はメモ欄。

今の私にはこちらのほうがピッタリだと思ったので、こちらにしました。

 

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実際の手帳ページはちょっとプライベート感が出すぎているので(苦笑)
たとえばこんな感じ使っていますということで。

こういうふうに四角で囲うの、好きなんです。

 

これ以外の使い方として、タスク帳みたいなこともしています。
「ゴミ出し」とか「家賃振込」とかそういうのを書いて、終わったらペンで消す。

ペンの色をあえて黒じゃないものにしています。
やり遂げるほど手帳がカラフルになるから、気持ちもあがるかなぁと。

 

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こんな感じです。
ネイルとか洗濯とかまで書く必要があるのかと言われそうですが、書かないとほんとにやる気がでないダメ人間なのです・・・。


書いてもやらない・・・粗大ゴミとかいまだに・・・嗚呼・・・。

 

この手帳にはもちろんマンスリーもあります。
ただ、A5サイズとはいえ日常的に持ち歩けるか不安があったので、友達との予定などは、引きつづきアプリを使おうと思っています。

 

とはいえ、白紙というのももったいないなぁと悩んだ結果、食べたものを書くことにしました。私は悩むとすぐ食欲がなくなるし、食べたいものが思い浮かばなくなってしまうんですね。ですが、ここに書いておけば、「あーハンバーグ、いいな。つくろうかな」という気持ちになるかなと。

 

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朝は基本パンなので書かず、昼と夜だけ書いています。
一部外食したときのお店の名前を書いていたので、ペンで隠しています。笑

紅茶煮ばかりつくっているのは、お肉が安かったんです。
でも紅茶煮ってついついセーブして食べてしまうので、後日ちょっと食欲が落ちることが判明(笑)豚肉切り落としサイコーです。

 

ラコニック 手帳 2017 12月始まり バーチカル レフト A5 ビニールポケット グリーン LALD45-220GR
 

 

洗剤ナシで食器が洗える、万能なアクリルたわしを編む休日

もともとスポンジで食器を洗うのが苦手でした。
油汚れのついたフライパンなどを洗うと、すぐにへたってしまうし、洗剤はすぐになくなって継ぎ足さなきゃいけないし・・・。


そのため、私は食器を洗うときは、アクリルたわしを使っています。
洗剤を使わずに汚れが落とせるので、エコだし手荒れが少ないとか、材料費がさほどかからないとか言われていますが、
油汚れは落ちにくいことがあるので、私は普通に洗剤を使っています。ただ、スポンジで洗うときより洗剤の量は少なくすんでいます。

 

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家にあるストックが切れそうなので、クリスマスイブだというのに一人コツコツ編んでいました。

材料はこちら。

 

アクリル毛糸と鍵針。
どちらも100均で購入しました。
毛糸には、「アクリルたわしが3個つくれる量」と書かれていました。

色はなんとなく好きな色で選んだのですが、編んでみたらカオスが柄になったので(笑)次回からは単色にしようかなぁ・・・。

 

参考にした編み方はこちらの動画を。

youtu.be

ひとりでクリスマスを過ごすのは初めてじゃなかったと思うのですが、
今年はなんだか、じっとしていると辛いので、無心にならなくてはと。

コツコツ編みました。

この動画は、音楽も説明の声もなく無音です。
でも、この人がなにを言いたいのかはちゃんとわかるし、編み方の図が載っていたので助かりました。最初は失敗したけど・・。

 

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4個半できました。1個目は花びらの個数が多くなってしまったので(笑)
もしちゃんと編めてたら5個しっかりできていたかもしれません。

 

私は1個のアクリルたわしを、だいたい1ヶ月に1個使っています。
もうちょっと使えるときもあります。たわし自体に汚れは残らないのですが、なんとなくニオイが残ってきちゃうのです。
捨てる前に、キッチンのシンクまわりを掃除します。重曹クエン酸をまいて、ゴシゴシ。綺麗になります。

「できますか?」と聞かれて「できる」と答えたい

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アニメ公式サイトより)

 

U-NEXTという定額制動画配信サイトでアニメをよく観るのですが、「響け!ユーフォニアム」という高校吹奏楽部が舞台のアニメが好きです。

コンクール全国大会出場に向けて、切磋琢磨していく彼女たちの頑張りは、観ていていつも、胸にぐっとくるものがあります。

 

11話で、コンクールのメンバー選出オーディションがあって、ソロパートの担当が麗奈に決まる。しかし、顧問の滝先生と麗奈が以前から知り合いだったことがわかり、部員の中で贔屓だったのではという疑惑が持ち上がる。3年生の香織先輩は、今もソロパートができなかったことに納得できていない。

そこで滝先生は、部員に審査員になってもらって、もう一度オーディションをすることになった。麗奈の奏でる音が、香織先輩を上回っていることは明らかだった。

 

結果を受けて滝先生は香織先輩に「あなたがソロを吹きますか?」と聞きます。
香織先輩は「吹かないです。吹けないです。ソロは高坂さんが吹くべきだと思います」と答え、オーディションが終わる。

 

人生のあらゆる場面で、この問いは行われるのではないかと思う。

この仕事、あなたはできますか?
その問いに「はい」と答えられない場合は、その理由を考える。そしてそれを改善できるように努力する。その繰り返し。

 

私はあいかわらずウジウジしているけれど、じゃあ「あなたはあの人の彼女になりますか?」と聞かれたら、「なれます」と答えられるだろうか。答えはノーだ。今の私には、足りないものが多すぎる。料理はできないし、お酒の知識もないし、好きなもの(音楽や紅茶)への知識すら胸をはれるほど持っていない。辛そうな顔をするときに、してあげられることがなにもない。話を聞いてあげることしかできない。それは、彼女じゃなくてもできる。

 

仕事だってそうだ。
あなたに書ける?あなたにできる?あなたに・・・。
「はい」と答えられるほど練習してきたものはなにひとつない。

 

人として最低限知っていなければならないことすら知らなくて、それを「大学に行っていないから」という言い訳でごまかしていた。大学に行ってなくても、知識の豊富なひとは五万といる。32歳。人よりだいぶ遅れているけれど、まだ何十年と生きていかなければならない。病気や事故に合わない限りは。まだ時間はたくさんあるから。がんばろう。

 

響け!ユーフォニアム」の香織先輩は3年生だ。今から頑張っても、二度とコンクールには出られない。私もそうだ。今から頑張ったところで、彼が振り向いてくれる可能性はゼロだ。だけど、いつか、いつかまた、素敵な人に出会えたときのために、また後悔しないように。頑張ろう。と思います。

 

ここに書くことで満足しないように気をつけつつ、一日一日、頑張らなくては。